角のあれこれ |
|||
角 | つの | 角とは哺乳綱ウシ目(偶蹄(ぐうてい)類)などの頭部にある角質または骨質様突起物のこと。偶蹄類ウシ科ヤギ属のヤギなどでは前額骨の突起の角心を角質の角鞘が包む。偶蹄類シカ科の角は雄のみにあり、分枝していて枝角と呼ばれる。 | |
鹿角 | ろっかく | 鹿角(ろっかく)はシカのツノのこと。屋久鹿(ヤクシカ)は鹿児島県屋久島に生息するニホンジカの一亜種。近縁種は、キュウシュウジカ。 | |
ヤクシカは本土のニホンジカよりもひと回り小さく、体重にして30kgほどにしか成長しない。角も小さく、三枝のものが多い。生息頭数は、全島で5000頭前後とされるが、ヤクザルと異なり十分な調査がされていない。最近は個体数が増え、屋久島名産のポンカンやタンカンの樹皮を食べてしまうため、害獣とも言われている。 | |||
山羊 | やぎ | 日本列島には野生ヤギが生息した形跡はなく、わが国の家畜ヤギは西暦7〜8世紀頃に中国、朝鮮半島や東南アジアから伝わったとされている。特にこれらの地域と早くから交易のあった沖縄や九州南西部に肉用の小型ヤギが導入され現在の日本在来種(トカラヤギ、シバヤギ)が作られたと推測されている。 | |
鹿児島県吐喝喇列島(十島村)原産のトカラヤギは海辺の岩場に生息し、海藻などを食べていたが、乱獲により激減。屋久山羊(ヤクヤギ)はトカラヤギの子孫。 | |||
角塔婆 | かくとうば | 角塔婆(カクトウバ)は五輪角塔婆の略。インドで釈尊の死後、その舎利や遺品遺髪を埋めてその上に建物を造り、ストゥーパ(塔)とした。日本の五重塔の元祖。 | |
サントリー 角瓶 |
サントリー角瓶は1937年、亀甲模様の瓶に黄色いラベルを添えて発売された上級ウイスキー「サントリーウイスキー12年」が原型。石川さゆりが「ウイスキーが、お好きでしょ」は長く角瓶のCMソング。 サントリー角瓶 製品紹介 |
||