紹介記事目録 |
海牛 ジュゴン
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記事紹介の留意事項 |
朝日 |
2005/04/10 |
朝刊 | 30面 | No .N520a050410m30 |
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沖縄県/名護市 |
日本環境法律家連盟 |
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シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: ジュゴン、原告OK/沖縄の米基地訴訟で連邦地裁が認定 |
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メモ : 沖縄の海に住むジュゴンを守ろうと、ジュゴンも原告として米軍基地建設を望むラムズフェルド米国防長官らを訴えた米国での訴訟が、本格審理入りすることになった。2005年4月9日、那覇市で会見した原告の日本環境法律家連盟(名古屋市)の弁護士らによると、ジュゴンにも原告適格が認められたという。「沖縄のジュゴンは米国法が保護する『文化財』か否か」を争った訴訟の入り口を、原告側がまず突破した形だ。 沖縄県名護市辺野古(へのこ)沖に計画される普天間飛行場(宜野湾市)の代替基地建設は、この海域にすむジュゴンの生息環境を壊し違法だとして、同連盟や名護市民らが、ジュゴンも原告に押し立て2003年9月、米カリフォルニア州の連邦地裁に提訴した。 原告団によると、提訴のよりどころとしたのは、米政府が国内の文化財に影響を与える行為をする場合、事前の保護策の検討を義務づけた米国歴史保存法(NHPA)。同法は、同等の意義を持つ他国の文化財保護法上の文化財も対象とする、と定めている。 これまでの争点は、ジュゴンがNHPA上の「文化財」と言えるかどうかだった。 ジュゴンは最大で体長3メートル、体重400キロに達する海洋哺乳(ほにゅう)類。日本近海では沖縄本島周辺に数十頭がいるのみとされる。 被告側は「NHPAが保護するのは史跡や建築物など歴史的な文化財であって、生物は対象外」などとして、請求却下の略式判決を求めた。 これに対し、原告側は、日本の文化財保護法で「天然記念物」とされるジュゴンが、沖縄の古謡にうたわれ、神としてまつられている点を強調。「日本では生き物や自然環境も、文化や歴史とのかかわりで見て、文化財として保護している」と反論した。 裁判官は3月、「ジュゴンは沖縄県民にとっての文化的、歴史的な重要性から、NHPAと同様の日本の法律で保護されている」との判断を示して原告適格を認め、陪審による事実審理への移行が決まった。 米軍再編作業の本格化に伴い、移設計画の是非に改めて関心が強まるなか、同連盟の小林邦子弁護士は「第一関門は突破した。今後の審理では、米政府が隠している海上基地の資料を開示させ、基地がジュゴンに与える悪影響を具体的に立証したい」と話している。 |
朝日 |
2004/02/06 |
夕刊 | 1面 | N520a040206e01 | ||||||
沖縄県 |
ヤンバルクイナ |
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シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: トキの二の舞い避けろ/ヤンバルクイナを人工飼育/環境省 が方針/四方囲った「聖域」設け |
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メモ : 環境省は、沖縄本島北部だけに生息し、絶滅の恐れのあるヤンバルクイナの人工飼育に乗り出す方針を固めた。新種の鳥として発見された1981年当時は約2000羽いたが、現在、1000羽を切った可能性がある。1年後をめどに人工飼育や天敵の駆除など保護増殖事業計画を作る。数が減りすぎないうちに手を打てば、絶滅した日本産トキの二の舞いを避けられると期待がかかる。 国の天然記念物に指定されているヤンバルクイナは日本固有種で、体の大きさは約30センチ。沖縄本島北部の山原(やんばる)地域の原生林に生息し、ほとんど飛べない。ハブ退治用に移入されたマングースなどの餌食となるケースが相次ぎ、個体数が減少している。 人工飼育は、マングースや野生化したネコが侵入しないよう、金網で四方と天井を囲った巨大な「サンクチュアリ(聖域)」をつくり、保護したつがいを放す。交尾や産卵など繁殖行動には人の手を加えず、できるだけ野生に近い状態で飼育することを想定している。捕獲数や金網の規模は今後、検討していく。 山階鳥類研究所(千葉県)が2004年2月5日発表した最新調査では、ヤンバルクイナの生息域の南限は年々北上し、2003年の面積は1985年の約6割に縮小。個体数も2000〜2001年の調査時の1200羽からさらに減り、1000羽を下回った恐れがあるという。 調査ではヤンバルクイナの行動範囲は直径約100〜200メートルの円内に収まり、極めて狭いこともわかった。同省や沖縄県が2000年からマングースの駆除を始めているが、いったん空白になった生息域へ鳥が戻る可能性は低く、生息域が狭まる一方という。 保護増殖事業は、サンクチュアリで個体数を増やし、こうした空白地帯にかえすと同時に、天敵の駆除を徹底することが不可欠になる。 トキの人工繁殖は、旧環境庁が取り組んだ1981年当時、野生が5羽まで減っており、手遅れ状態だった。その反省から環境省は「数に余裕があるうちに、国の責任で総合的な保護対策に取り組む必要がある」とした。 山階鳥類研究所標識研究室の尾崎清明室長も「病気や環境の激変に対応できるような遺伝子の多様性を確保し、繁殖技術を確立するためにも、人工飼育は早いほど望ましい」と話している。 |
京都 |
2003/11/19 |
刊 | 面 | No .N520k031119xxx |
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沖縄県/名護市 |
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シリーズ・特集; http://www.kyoto-np.co.jp/news/flash/2003nov/19/CN2003111901000344C3Z10.html | ||||||||||
見出し: 沖縄でジュゴン4頭確認/環境省調査で延べ12頭に |
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メモ : 環境省は2003年11月19日、沖縄県名護市沖などの3地点で、国の天然記念物ジュゴンの成獣計4頭を確認した、と発表した。同省が2001年度から沖縄で実施している調査で発見されたジュゴンは、これで延べ12頭になった。 環境省によると、7日午後3時ごろ、名護市東海岸の安部オール島の東北東約1.5キロで、1頭がウミガメと一緒に遊泳しているのを確認。さらに12日午後2時半ごろ、同島東約1キロで1頭を確認した。 |
朝日 |
2003/10/10 |
夕刊 | 14面 | No .N520a031010e14 |
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新潟県/佐渡島 |
女 |
36 |
キン |
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シリーズ・特集; | |||||||||||
見出し: 日本産トキ絶滅/推定36歳「キン」死ぬ |
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メモ : 国の特別天然記念物で最後の日本産トキ「キン」(雌)が死んでいるのを、2003年10月10日午前7時20分ごろ新潟県佐渡島の佐渡トキ保護センター(新穂村)で、職員が見つけた。死因は頭部挫傷と解剖の結果わかった。突然飛び、飼われていたケージのドアに頭部をぶつけたらしい。推定年齢36歳で、人に例えると100歳ぐらいだった。トキは学名ニッポニア・ニッポンで、かつては全国に生息していた。キンの死により日本産のトキは絶滅した。 キンはうずくまって死んでいた。新潟県によると最近は長く立てず、腹ばいになりがちだった。 キンは、トキとしては記録上、世界最高齢だった。環境省は、将来の遺伝子技術の発展に期待をかけたトキの「再生」にも備え、肝臓など内臓の細胞を凍結保存する。 キンのほか、同センターは中国産トキとその子孫を人工繁殖して39羽を飼育している。06年度から野生に戻す訓練を計画しているが、この中に日本産の野生のトキの血を引くものはいない。 キンは1967年夏、佐渡・真野町の水田に迷い込むようになった。愛鳥家だった地元の宇治金太郎さん(1984年死去)が保護監視員を任されて、世話をした。幼鳥で人間への警戒心が薄かったこともあり、慣れ親しんだ宇治さんから、直接えさを食べるようになった。 しかし、国の人工飼育の方針に基づき、翌年3月、宇治さんの手で捕獲された。名前の「キン」は宇治さんの名前から一字を取って名付けられたが、自ら捕獲したことを宇治さんは悔やんでいたという。 生まれて1年足らずでセンターで人工飼育された。性格的には、非常に行動に慎重な鳥だったという。1981年に捕獲された「ミドリ」(雄、1995年死亡)と1983年からペアリングを始めた。1985年には中国の北京動物園から借り受けた「ホアホア」とのペアリングが試みられたが、いずれも繁殖には至らなかった。 キンは近年、飛び回るような動きはしなくなった。死ぬ直前まで人工飼料のえさを食べていた。 トキは、江戸時代までは全国各地に生息していた。だが、「朱鷺(とき)」とも表現される淡いピンク色の羽が珍重されて、狩猟が一般化した明治時代以降、乱獲され、大正時代には一時絶滅したといわれた。 保護への関心が高まり、52年に国の特別天然記念物に指定された。 管理人:青字部分はhttp://www.asahi.com/national/update/1010/010.html で付け加えられていた内容です。 また2003年10月11日付朝日新聞朝刊の天声人語氏は次のように語りました。
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京都 |
2003/08/18 |
刊 | 面 | No .N520k030818xxx |
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北海道/札幌市 |
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シリーズ・特集; http://www.kyoto-np.co.jp/news/flash/2003aug/18/CN2003081801000622C1Z10.html | ||||||||||
見出し: 札幌でジュゴン科の化石/同属で国内最古の可能性 |
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メモ : 北、東日本で500万−50万年前の化石が見つかっている海牛類のジュゴン科ヒドロダマリス属の化石が、札幌市の1100万−530万年前ごろの地層から2003年8月18日までに見つかった。 同属では国内で最も古い化石とみられ、寒冷地の海に生息域を広げていったジュゴン科の進化の過程を解明する手掛かりとして注目される。 札幌市南区の豊平川河川敷で2002年6月に付近の住民が発見。札幌市博物館活動センターなどの調べで、ヒドロダマリス属のろっ骨4本と背骨の一部2個と判明した。 18日から同センターが発掘作業を開始、具体的な年代の特定などに当たる。同属では世界最古の北アメリカ大陸のケスターエ(約800万年前)より古い可能性もある。 |
朝日 |
2002/10/10 |
http://www.asahi.com/national/update/1010/036.html | No .N520a021010*** | |||||||
シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 沖縄の金武湾でジュゴン2頭を発見 |
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メモ : 環境省は2002年10月10日、ジュゴン保護のための広域調査で、2002年9月19日午前、沖縄本島東側の金武湾を2頭のジュゴンが泳いでいるのを確認し、約100メートル上空から撮影したと発表した。 国が海上で生きたジュゴンを確認したのは、米軍普天間飛行場移転の予備的調査で防衛施設庁が2000年11月、名護市辺野古沖などでのべ6頭を確認して以来。 ジュゴンは国際自然保護連合に絶滅危惧(きぐ)種に指定され、国内では沖縄本島周辺の海に数十頭しかいないとされる。金武湾などでは住民や市民団体による目撃情報がある。同省は保護方法を検討するため、2001年度から生息数や分布を調べ、2002年3月からは軽飛行機で約10回調査してきた。 |
朝日 |
2002/10/05 |
夕刊 | 12面 | No .N520a021005e12 |
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熊本県/牛深市 |
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シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 珍客ジュゴン 天草参上/「アマちゃん」? 定置網にかかる/専門家「なぜ1000キロ北に」 |
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メモ : 熊本県天草諸島の南端にある牛深市で2002年10月4日、定置網に入った絶滅危惧種の天然記念物ジュゴン一頭が見つかった。鹿児島県奄美大島近海が北限とされ、本土で発見されるのは珍しい。 網主の牛深市漁貫崎、中原静男さん(49)、和子さん(47)夫婦が、4日朝、沖合い約1`に仕掛けた網を見たところ、一番奥の幅10bほどの袋網に迷い込んだジュゴンがいた。 体長3b弱で、丸っこい頭、暗い灰褐色。知り合いの市営レストハウス支配人で県自然環境指導員の杉本幸徳さん(54)が撮影した。 「話題のアザラシのタマちゃんと思った」と話す。網から逃がそうとすると網のへりを転げ出るように外洋へ戻ったという。 沖縄県本部町にある海洋博記念公園管理財団の宮原弘和・海獣係長(48)は「沖縄でも本当に少ない。単独か2,3頭でアマモを食べるおとなしい動物で、なぜ1000`も北の天草まで行ったのか」と不思議がる。 |