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大田原女高と国際医療福祉大が連携教育 (栃木) 2003/4/17 |
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県立大田原女子高と国際医療福祉大は16日、高校生が大学で授業を受ける「高大連携教育」で合意し、調印式を行った。5月から同高の生徒が、大田原市北金丸の同大で講座を受け、高校の単位にも反映される。県立足利高と群馬大工学部が昨年四月、同様の提携をしているが、県内大学が提携先となるのは初めて。 連携教育では、同高の2、3年生の希望者50人が5月から8月まで、「保健医療福祉へのみち」というテーマの講座を26コマ受ける。すべて履修すると、受講生は同高の1単位を取得できる。 同高で昨年、1、2年生を対象に意向調査をしたところ、580人の内、35人が受講を希望し、120人が「できれば受講したい」としていた。 このため、大田原女子高が、国際医療福祉大に持ちかけ、講座の内容などを協議していた。同大は開校九年目で、大田原女高から毎年20人から30人ほどが進学している。 大田原女子高の小西亨校長の話「高校のレベルを越えて勉強することで、学習や進学への意欲の向上が期待できる」 国際医療福祉大の谷修一学長の話「地域社会とのつながりを深められるし、互いにいい刺激になれば」 |
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学校マネージメント |
砺波女子高が閉校、県内に女子高なくなる (富山) 2003/3/5 |
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小矢部市の県立砺波女子高(高本成一校長)で四日、卒業式とともに閉校式が行われ、八十年にわたる歴史に幕を下ろした。一日には、魚津市の新川女子高も閉校。これで、県内の女子高はすべて姿を消した。 同校は一九二三年、県内四番目の女学校・県立砺波高等女学校として開校。四八年に砺波女子高となり、同年九月に男女共学の津沢高と改称、五五年に再び砺波女子高となった。 この間、一万三千人余りの卒業生を送り出したが、県立高校の再編に伴い、男女共学の定時制単位制高校であるとなみ野高(二〇〇一年四月開校)に生まれ変わることになり、二〇〇一年に募集が打ち切られた。 式には、最後の卒業生七十三人や、同じ校舎を利用するとなみ野高の在校生、来賓、保護者、教職員ら約四百人が出席。高本校長は「八十年の伝統。健康と文化を愛する地域に育った精神は受け継がれると信じています」と式辞を述べた。 その後、八十年の歴史がスライドで上映されると、昔を懐かしむ声が、生徒や保護者らから漏れた。最後に、校旗降納が行われ、卒業生代表から高本校長、県教委、蒲田千鶴子同窓会長に校旗が手渡された。 同校は部活動が盛んで、なぎなたや弓道、琴、書道、合唱などの部は各種大会の常連。県内で初めて韓国への修学旅行を実施し、話題となったこともある。 |
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教育行政をめぐって |
桐生女子高で学校存続運動が活発化 (群馬) 2003/3/5 |
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群馬県立桐生女子高通信制の生徒や卒業生の間で、同校通信制の存続を求める動きが活発化している。同じ東毛地区にある同太田西女子高校が2005年度に定時制と通信制の機能を併せ持つ「フレックススクール」に改編されることになり、「太田西女子高と統合されるのではないか」との懸念が出ているためだ。県教委は「今はフレックススクールの構想を固めている段階で、統合は白紙」と語るが、桐女通信制の生徒や同窓会有志らは先月、学校の存続を求める請願を県議会に提出した。 同校通信制の生徒数は約780人。年齢は10代後半から74歳までと幅広く、東毛地域を中心に県外からも生徒が通う。月に2度、日曜日に同校の校舎で授業を受けるほか、地区ごとに教師や生徒が公民館などに集まる「夜間学習会」で、互いに勉強を教え合い、交流も深めている。単位を取るためのテストはいつでも受けることができ、自分のペースで学習を進められるのが大きな特徴で、修学旅行や合唱コンクールなどの学校行事も多い。 県教委によると、新設されるフレックススクールでは、午前から夜間まで12時間分の授業を設置し、生徒は自分のスケジュールに合わせ、都合のいい時間に受講できる。また、パソコンなど時代に対応した設備も充実させるという。しかし同校通信制生徒会長の星野志保さん(24)は、「桐女の素晴らしさは設備や利便性だけでは語れない。伝統に根付いた、家庭的な温かい雰囲気を絶対に失いたくない」と強調する。 同校通信制3年生の吉田茉希子さん(18)は中学3年のころ、受験勉強などのストレスから拒食症を患った。全日制の高校に進学したが、病気が進行してすぐに通えなくなり、入院療養。病気がやや落ち着き、再び勉強したくなって同校通信制に入学した。最初は不安もあったが、家庭的な学校の雰囲気にすぐに溶け込めた。吉田さんは「桐女では、いろいろな年代の人たちが暖かく接してくれた。ここに来て、初めて学校が楽しい場所だと思えるようになった」と話している。 「通信制が一つの県にいくつもあるのは、一般的には考えにくい」と、県教委が統合の可能性を否定しない中、星野さんらは、今後も同校通信制の「素晴らしさ」を広く訴えていきたいという。 |
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教育行政をめぐって |
宮城三女高の生徒が共学凍結求め署名を県教委に提出 (宮城) 2003/3/4 |
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宮城三女高(仙台市太白区)の生徒らが三日、共学化凍結などを求める一万七千二百二十五人分の署名を県教委に提出した。生徒や卒業生、保護者ら約四十人で組織する「県立高校の在り方を考える会」の伊達広三代表は「すべての県立高を共学化することに関して、県教委から生徒やPTA、同窓会への説明が全くない。共学を一時凍結し、話し合いの場を設けて欲しい」と話した。 |
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教育行政をめぐって |
守山市が市立高と私立大での高大一環教育を行うプラン (滋賀) 2003/1/16 |
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守山市教委は15日、規制緩和を行い地域の特性に応じた活性化を図ろうという国の「構造改革特区構想」第2次募集に、市立守山女子高校と市内にある平安女学院大が連携し、飛び入学制度を取り入れた福祉の専門教育を行う「福祉ヤングスペシャリスト育成特区」プランを提出した。 プランでは、守山女子高の家庭学科生活福祉コースの定員を現在の40人から約20人に絞り、生徒に専門教育を行ってヘルパー2級などの資格を取得させ、2年生修了後に平安女学院の現代文化学部現代福祉学科に進学させるシステム。 2004年度開始を目指しており、市教委の西田実・教育部次長は「福祉に関する目的意識を持った生徒を少しでも早くスペシャリストに育て上げ、高齢化社会に応じた専門職員を育て上げたい」としている。 文部科学省高等教育局大学課によると、高校2年で大学受験を認める飛び入学制度は現在、千葉大と名城大の2例しかなく、公立と私立の連携という点も考えると「非常に珍しいケース」という。 |
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教育行政をめぐって |
男子、女子高統合し共学化 県教委計画 (宮城) 2002/6/28 |
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県教委は二十六日までに、二〇〇五年度県立高再編計画を固めた。既存の男子校と女子校の統合による共学化と、昼夜間開講の単位制普通科校設置など、本県としては初の試みを具体化する。計画は少子化による中学卒業者減少に対応するもので、定員は八学級(一学級四十人)三百二十人を削減する。 共学化では、男子校の角田と角田女子を統合し、一学年は現在の両校合わせて八学級三百二十人体制を、六学級二百四十人に縮小する。築館と築館瀬峰分校、築館女子も統合で共学となり、一学年は六学級になる。男子校の気仙沼と女子校の鼎が浦(定時制一学級含む)も統合―共学化し、現行の一学年計九学級体制から全日制を一学級減らす。 |
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教育行政をめぐって |
福島女―橘、相馬女―相馬東、共学化に伴い校名変更 (福島) 2002/6/21 |
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福島県立福島女子高(福島市)、同相馬女子高(相馬市)の両校が、来年度から共学化に伴いそれぞれ橘高、相馬東高と校名変更されることになった。新校名は学校側から出された案を踏まえて決まった。二十日開会した六月定例県議会に県立高条例改正案として提案された。 県教委は一九九四年度から県立高の共学化を進めており、来年度から両校と福島高、相馬高(普通科)の計四校が共学化されて、すべて完了する。 |
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教育行政をめぐって |
私立北陸学院中が男女共学コース新設へ (石川) 2002/6/28 |
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金沢市飛梅町の私立北陸学院中学校(山内ミハル校長)は、来年度入学者から、これまでの普通コース(女子)に加え、大学進学など目的が明確で優秀な生徒を集め、学びたい生徒に十分学んでもらう男女共学の「特別コース」を設ける。 特別コースでは、特に主要5教科について力を入れ、3年間の授業時間数は公立の1・5―2倍を目指す。週3日、7時限の日も設け、高校1年で習う内容まで教える。両コースで計60人前後を募集する予定。 北陸学院は1885年、金沢女学校として開学し、女子教育に力を入れてきた。小学校は男女共学で、戦後、1961年に再興した。その後、教職員や保護者から「中学校を共学にして、中学校に子どもを続けて通わせたい」と望む声が出ていた。学力低下も懸念されることなどから、学びたい生徒に十分な授業時間を確保し、進学高校や有名大学を目指してもらおうと特別コース設置を決めた。 特別コースでは、3年間で、高校1年で履修する内容までを終えるという。特に、英語に力を入れ、週に6−7時限を確保。クリスチャン系の学校として行っている毎朝の礼拝の時間を総合的学習としてとらえ、カリキュラムは教科主体に編成する予定。 特別コースの女子で、北陸学院高校(女子校)に進む生徒には、新たに高校で設置する「特別進学コース」に入ってもらい、優秀な子どもは授業料を免除する方針。2年までに、これまで3年間で履修していた内容を終え、3年生の1年間は大学受験準備に充てる。学校行事はこれまで通り行う。 山内校長は「中学の特別コースに入ってくる子には十分に学んでもらい、有名校に進学してほしい」と話している。 同中学では7月20日、入学希望者を対象にした「1日体験入学」を行う。 |
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学校マネージメント |
平安中学・高校が共学化へ (京都) 2002/2/28 |
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学校法人平安学園(京都市下京区)は27日、2003年度から、平安中学・高校で四十人ずつ女子生徒を募集し、共学化すると発表した。定員は中学(120人)、高校(330人)とも変えない。 高校では難関大学を目指す特進コースで募集。中学の卒業者もすべて特進コースに進学させ、高校の女子は計80人となる。来年度中に女子更衣室やトレーニングルームなどを備えた新校舎を建設。また、高校にスポーツコース(男子のみ)を新設する。 高校はここ数年、2―30人の定員割れが続いており、生徒数を確保するのも共学化の狙い。同中学・高校の安井大悟校長は「公立の個性化に対して、女子にも平安の心の教育を広げることで特色を出していきたい」と話している。 平安は1876年(明治9年)、浄土真宗本願寺派の宗門校として設立されて以来の男子校。 |
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学校マネージメント |
鳥取女子高、来春から共学。校名も「敬愛」に。 (鳥取) 2002/7/31 |
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約1世紀の歴史を持つ県内で唯一の女子高、私立鳥取女子高(鳥取市西町)を来年度から男女共学に改め、校名も「鳥取敬愛高校」に変更することを運営する学校法人鳥取家政学園が決め、30日発表した。少子化による生徒数の減少や、中学校側が共学化を要望していることなどから踏み切ったもので、尾方束校長は「社会への男女共同参画が進む中、共学の方がふさわしいと判断した。共学になってもこれまでの伝統は守っていきたい」と話している。 同校は1905年に「鳥取裁縫女学高」として開学。80年代には全校生徒数が1千人を超えた時期もあったが、90年代から減少傾向となり、現在の生徒数は528人となっている。県では公立高と私立高の生徒数の定員比を8対2と定めていることなどから、女子高のままでは生徒数を確保することは難しいと判断、2001年12月に共学化の方針を固めていた。 新しい学校名は、今年4月と6月の2回、職員などから募集。78件の提案から校名検討委員会が3案に絞り、理事会で審議して決定した。「敬愛」は孟子の「離婁篇(りろうへん)」からの引用で、「人を敬い、愛することができ、また、敬われる人間を育てる」という理念が込められている。 来年度、男子生徒を募集するのは定員30人の特別進学コースで、30人中の男女比は特に定めていない。来年1月の一般入試と推薦入試で入学者を決定する。普通コースは来年度も女子のみだが、今後は共学に移行することも検討していくという。 共学化に伴い、同校では現在、男子トイレを設置するなどの準備を進めているほか、校歌の「われら少女(おとめ)」という一節を変更することなども検討中。8月24日に行う体験学習には男子中学生も参加することになっている。 野田修・同校PTA会長は「女子高という特色がなくなるのは残念だが、本校の卒業生が鳥取県で育ち、子どもを産み、産業をはぐくんできたという思いは大事にしていきたい」と、話している。 |
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学力、授業、部活 |
アフガンの女子教育支援で五つの女子大が現地調査 (東京) 2002/9/13 |
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戦禍で傷ついたアフガニスタンの女子教育の復興を支援しようと、津田塾大(小平市)、お茶の水女子大(文京区)など五つの女子大による調査団が、先月末から今月初めにかけて現地を訪れた。図書館もない中で向学心に燃える女子学生らを目の当たりにし、五女子大では近くアフガンから女性教員らを招き、日本の教育現場で研修を始める。 アフガンの女子教育への支援活動は今年五月、津田塾大、お茶の水女子大、日本女子大、東京女子大、奈良女子大の五女子大が連携組織(コンソーシアム)を発足させスタート。今秋から三年間、小中学校の校長や大学教員などを務めるアフガン女性を招き、日本の女子教育の歴史や女性の社会参加の現状などを紹介するほか、教育カリキュラム作成の実習などもしてもらうことになっている。 今回の調査は、どんな人が来日できるかなどを事前につかみ研修に役立てるのが目的で、五女子大の教授やその付属高校の教諭ら八人が参加。現地では首都・カブールにあるカブール教育大や女学校など六校を訪れ、教育大臣や女性省副大臣とも面会、支援のあり方について意見を交わした。 調査に参加した津田塾大英文学科の高橋裕子助教授(44)によると、高等教育を担う教員を養成するカブール教育大でさえコンピューターや図書館がない状況で、女学校ではイスや机も満足に配備されていなかったという。だが、「女子学生たちは弁護士や医者などの専門職を目指して向学心に燃えていた」と話す。 また、女性省副大臣のタジワール・カカール女史からは、「戦禍によって生まれた多くの孤児が教育を受けられず過激なイスラム原理主義に走れば、世界の平和は成り立たない。アフガンを支援することは、あなたたちのためでもある」と語りかけられたという。 五女子大では、まず十一月に教育大の教員や政府関係者ら五、六人を招き、意見交換。来年一月からは女性教員二十人近くを本格的に受け入れる計画だ。津田塾大では英語教育のカリキュラム作成や、地雷で手足を失ったりした子供たちを支えるための障害児教育について学んでもらう予定。 |
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大学、短大など |