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B510  人権・平和・福祉
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図書紹介 留意事項



































































書名:
差別と排除の「いま」 第6巻
セクシュアリティの多様性と排除
No. B510015
NDC 367.9
著者・出版社:
好井裕明【編著】/明石書店
初版2010/11/10
2,310
内容:
日本社会の伝統的な差別形態が見えにくくなっている中で、インターネットといった新しい伝達手段の普及もあって、新たな差別と排除が広がっている。本巻では、同性愛、性同一性障害など「セクシュアリティ」をテーマに、差別と排除の今日的形態をあぶり出す。

  序章 セクシュアリティの多様性と差別・排除(好井裕明)

  第1章 ヤオイはゲイ差別か?
      ――マンガ表現と他者化(堀あきこ)
   はじめに
   1 ヤオイの特異性
   2 ヤオイはゲイ差別か?
   3 ヤオイの描く新たな地平
   おわりに

  第2章 レズビアンの欲望/主体/排除を不可視にする社会について
      ――現代日本におけるレズビアン差別の特徴と現状(杉浦郁子)
   1 「レズビアン差別」を論じる、ということ
   2 性的欲望をジェンダー化する制度
   3 「女であること」と「女性の同性愛的欲望」――制度の稼働を記述する
   4 「男らしさの獲得」と「女性の同性愛的欲望」――1990年代、不可視化の加速
   5 不可視化に抗う

  第3章 男同士の結びつきと同性愛タブー
      ――スポーツをしている男性のインタビューから(風間孝・飯田貴子)
   はじめに
   1 「男っぽい」女性選手と「女っぽい」男性選手
   2 レズビアンへの認識
   3 ゲイへの認識
   4 異質なものの排除と男同士の結びつき
   おわりに

  第4章 性同一性障害のカウンセリングの現実について
      ――ここ十数年の調査から(鶴田幸恵)
   はじめに
   1 性同一性障害のカウンセリング
   2 これまでの社会学的研究
   3 これまでの研究からは見えなかった医療現場の現実
   4 それでも求められる女/男らしさ―その一方での論理的困難の回避
   おわりに――地域的に・情報収集能力的に・経済的に、「治療」から排除される現実

  第5章 トランスジェンダーをめぐる疎外・差異化・差別(三橋順子)
   はじめに――疎外・無化・病理化
   1 医学による女装者の差異化
   2 医学によるニューハーフの差別化
   3 法律による「子有り」の差別化
   4 差別者としての性同一性障害者
   おわりに

  第6章 職場とマタニティ・ハラスメント
      ――「迷惑をかけない働き方」という差別(杉浦浩美)
   はじめに
   1 「被害の語りではない語り」に見え隠れする困難
   2 「迷惑をかけない身体」を生きること
   3 「身体の事情」を訴えることの有効性
   4 「身体の事情」が共有される職場
   5 「ケアフル・パーソン」モデル


好井裕明
[ヨシイヒロアキ]
筑波大学大学院人文社会科学研究科教授。日本社会学会、関西社会学会、日本オーラルヒストリー学会、障害学会会員。

メモ:


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書名:
差別と排除の「いま」 第4巻
福祉・医療における排除の多層性
No. B510014
NDC 369.021
著者・出版社:
藤村正之【編著】/明石書店
初版2010/11/10
2,310
内容:
日本社会の伝統的な差別形態が見えにくくなっている中で、インターネットといった新しい伝達手段の普及もあって、新たな差別と排除が広がっている。本巻では、生活保護・健康格差・認知症など「福祉・医療」をテーマに、差別と排除の今日的形態をあぶり出す。

 序章 福祉・医療における排除の多層性

  第1章 生活保護と差別

  第2章 多重債務の社会的世界

  第3章 認知症をめぐる排除と包摂
    ―老い衰えといかに生きるか?

  第4章 障害者問題解決に向けた「ゆらぎの学習」へ
    ―障害疑似体験から考える

  第5章 社会的排除と健康格差

  第6章 ハンセン病療養所で生きることのアクチュアリティ
    ―ある「職工」の生活史にみる生業と自己


藤村正之[フジムラマサユキ]
上智大学総合人間科学部教授

メモ:


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書名:
差別と排除の「いま」 3
文化・メディアが生み出す排除と解放
No. B510013
NDC 361.45
著者・出版社:
荻野昌弘【編著】/明石書店
初版2011/07/30
¥2,310
内容:
日本社会の伝統的な差別形態が見えにくくなっている中で、インターネットといった新しい伝達手段の普及もあって、新たな差別と排除が広がっている。本巻では、食、音楽、スポーツ、映画、マンガなどに表れる差別と排除の今日的形態をあぶり出す。

 序章 文化・メディアの排除と解放    荻野昌弘

  第1章 食とマイノリティ    角岡伸彦
    1 食と差別
    2 マイノリティと食
    3 あいまいな日本の部落問題
    4 部落の食文化・ホルモン
    5 禁忌としての部落の食
    6 何をどう伝えるか
    7 被差別の文化を残す

  第2章 蘇り、妖怪化する歌、『お富さん』をめぐって    本山謙二
    ―「小さな場所」と“うた”

  第3章 スポーツと差別    水野英莉
    ―キャスター・セメンヤ選手の「性別疑惑」問題をめぐって

  第4章 差別・排除を助長する/回避するインターネット    前田至剛
    ―精神疾患を患う人々の活動を事例として

  第5章 障害者表象をめぐり“新たな自然さ”を獲得するために    好井裕明

  第6章 「マンガと差別」を考えるために    山中千恵
    1 マンガを巡るいくつかの風景
    2 マンガの範囲
    3 線からキャラクターへ
    4 物語を生きるキャラクター  ほか


荻野昌弘[オギノマサヒロ]
関西学院大学社会学部教授

メモ:


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書名:
「反戦」と「好戦」のポピュラー・カルチャー
メディア/ジェンダー/ツーリズム
No. B510012
NDC 778.21
著者・出版社:
高井昌吏【編】/人文書院
初版2011/08/10
2,310
内容:
交錯する反戦の願いと、戦いへの憧れ―戦後の大衆文化において、戦争はどのように表象され、消費されてきたのか。

  第1部 悲哀のカタルシス
    「祈念」メディアと「真正さ」の変容―ひめゆりの塔・ツーリズム・資料館
    「二十四の瞳」と越境する“銃後の記憶”―小説・映画・テーマパークの表象をめぐって
    戦争児童文学が語るもの/語らないもの―『ガラスのうさぎ』を中心として
    『夕凪の街 桜の国』と被爆の記憶―原作マンガと映画化作品の比較を通して

  第2部 ヒロイズムへの共感
    少女マンガにおける敵の表象―装置としての戦争と美によるミリタリー・カルチャー
    プラモデルと戦争の「知」―「死の不在」とかっこよさ
    「戦艦大和」と特撮愛―テクノロジーへの高揚感
    「軍神・山本五十六」の変容―映画『大平洋の鷲』から雑誌『プレジデント』まで


高井昌吏[タカイマサシ]
関西大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。現職:桃山学院大学社会学部准教授。

メモ:


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書名:
10歳からの民主主義レッスン
スウェーデンの少女と学ぶ差別、貧困、戦争のない世界の原理
No. B510011
NDC K311
著者・出版社:
ブーレグレーン,サッサ【絵・文】、にもんじまさあき【訳】/明石書店
初版2009/02/27
¥1,680
内容:
民主主義とは自由・平等・連帯を内容とするものです。誰もが自由であるべきであって、私自身も相手も、そして、地球上のすべての人が同じように価値あるたいせつな存在であることが民主主義の目標です。身の回りのことが誰かに勝手に決められるのではなく、私たち自身が責任を持って決定する、あるいは、決定に参加することがたいせつなのです。子どもと大人がいっしょに共同で責任を持って決定に参加することのたいせつさが本書には一貫して主張されています。子どもが自分のことを自分で意思決定する権利を尊重する筆者による、スウェーデンの十代向けに書かれた民主主義の絵本。14歳の少女を主人公に、身の回りから地域、国、EU、そして世界の問題に関心を持ち、大人と一緒に解決に参加する方法を考えていく。

  ( I )ヨリンダのリスト

  (II)意思決定の行われる場所
   (1)家族――家族会議
   (2)学校――クラス会・全校児童会
   (3)コミューン――コミューン議会
   (4)国――国会と内閣
   (5)欧州連合(EU)――欧州議会
   (6)世界――国連(UN)
   (7)子どもの権利条約と子どもオンブズマン(BO)

  (III)国連による「子どもの権利条約」

  (IV)たいまつを灯した人びと
   (1)マハトマ・ガンジー――平和と非暴力
   (2)エグランタイン・ジェブ――子ども救済組織
   (3)イクバル・マシー――児童労働の禁止
   (4)アンネ・フランク――人種差別禁止
   (5)エーリン・ヴェーグネル――フェミニズム運動
   (6)アストリッド・リンドグレーン――文化の力

  ( V)民主主義の起源

   たいせつなあなたへ
   たいせつなことば
   参考図書
   問い合わせ先
   あなたならどうしますか
   訳者あとがき

あなたへ

この本を書くことになったきっかけは、子どもの発言の場があまりにも少なすぎると思ったからです。子どもは賢い存在です。わたしたち大人は、子どもの声にもっと耳を傾けなければなりません。今こそ、子どもも選挙権を持ってよい時代ではないでしょうか。子ども新聞で、子どもの脳の働きを研究しているマッティ・ベーリストレーム教授の記事を読みました。教授によれば子どもの思考方法は大人とは違っていて、多くの点で大人よりも賢いとのことです。

大人が部分にとらわれるのに対し、子どもは全体を見ることができます。だから、子どもは問題に対して大人が考えつかない解決策を見つけることもできるのです。大人が外的な世界に生きているのに対し、子どもは内的な世界に生きています。そこには、お化けや妖怪がすんでいたり、夢や理想があふれているのです。

夢や理想は、内外の不正や不公正と戦い、問題を解決するために必要なことです。

本書は、自分の声を外に発信したくても方法が見つからないあなたのために書きました。鍵のかかったドアがあるとします。ドアを開けるには、正しい鍵を持たなければなりません。私は、あなたが人間としての権利を手に入れるために全力で戦おうとするとき、どういうふうに戦いを始めることができるかを示してみせたいのです。

 民主主義について研究を始めたヨリンダという女の子といっしょに学習していきましょう。身近な小さな問題から、社会全体に関わる大きな問題まで幅広いテーマが扱われています。すべての子どもがアイスクリームを食べられるようにという願いから、世界平和の実現までがテーマです。読み進むにあたっては少し忍耐も必要です。ゆっくりと進むので退屈になってしまうかもしれません。民主主義に勝る制度はありません。民主主義によってすべての人が救われることが重要なのです。子どもにとってよい社会とは、大人を含めたすべての人にとって、よい社会なのです。


ブーレグレーン,サッサ[ブーレグレーン,サッサ][Buregren,Sassa]
1953年生まれ。スウェーデン芸術家協会会員。スウェーデン作家協会会員。1975年以降、スウェーデン各地で作品の個展を開催。絵本を中心に数多くの作品を発表。『10歳からの民主主義レッスン―スウェーデンの少女と学ぶ差別、貧困、戦争のない世界の原理』によってスウェーデン図書館協会から2002年度カール・フォン・リネー賞を受賞。


にもんじまさあき[ニモンジマサアキ]
二文字理明。1946年生まれ。大阪教育大学教授。北ヨーロッパ学会理事。

メモ:


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書名:
青弓社ライブラリー
総力戦と女性兵士

No. B510010
NDC 209.74
著者・出版社:
佐々木陽子/青弓社
初版2001/10/19
\1,680
内容:
第二次世界大戦という総力戦は、女性もさまざまな形態で動員した。正規軍兵士として急降下爆撃機に乗り込んで戦ったソ連の女性兵士、正規軍でありながらも非戦闘員=後方支援に限定されたアメリカ、そしてこの二国とは異なり、17歳から40歳までの女性を戦闘隊に編入する義勇兵役法を敗戦まぎわに成立させ、生産と竹槍を手にした戦闘をになう民兵=非正規軍として動員された日本―。ナショナリズムとジェンダーの力学が交差する総力戦という場を見据え、国家対国家の戦いを支える国民総動員と敵愾心とを扇動する戦時ポスターの表象分析も組み入れながら、女性の母性、娼婦性=従軍慰安婦、労働力だけではなく兵力としての動員という窓から、軍隊と軍隊を生み出す国家を考察する。

  はじめに――なぜ女性兵士創出を問うのか

  第1章 総力戦でのナショナリズムとジェンダーの力学
  1 総力戦とは
  2 ナショナリズムとジェンダーの力学

  第2章 総力戦での女性動員
  1 母性の動員
  2 労働力の動員
  3 娼婦性の動員
  4 兵力の動員

  第3章 ソ連での女性兵士創出
  1 陸海軍およびパルチザンの女性兵士
  2 女性航空連隊設立の経緯と活動
  3 ソ連の女性兵士の特徴
  4 戦闘領域への女性の進出の推進力は何か
  5 女性兵士創出と女性表象の乖離

  第4章 アメリカでの女性兵士創出
  1 女性兵士創出をめぐる賛否両論
  2 女性兵士の実態
  3 アメリカの女性兵士の特徴
  4 アメリカの女性兵士創出をめぐる二つの疑問

  第5章 日本での女性兵士創出
  1 国民義勇隊および国民義勇戦闘隊の結成の経緯と実態
  2 国民義勇隊および国民義勇戦闘隊の先行研究とその論点
  3 国民義勇戦闘隊の従来路線からの断絶と連続
  4 日本の女性兵士の特徴
  5 ポスター表象における軍隊と女性

  第6章 三国の女性兵士創出の類型化
  1 二つの力学  ナショナリズムの力学とジェンダーの力学
   2  二つの変数


佐々木陽子[ササキヨウコ]
1952年、東京都生まれ。小・中・高校の教員生活をへて、大学に再入学。現在、東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士後期課程に在学中。国立看護大学校非常勤講師

メモ:


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書名:
忘れられた地域史を歩く
近現代日本における差別の諸相
No. B510009
NDC 210.6
著者・出版社:
藤野豊/大月書店
初版2006/10/20
\2,520
内容:
歴史学研究に取り組むなかで向き合うことになった、部落問題、ハンセン病問題、優生思想、アイヌ問題、買売春問題、イタイイタイ病―日露戦争以降の日本の歴史は、まさに「差別の百年」であった。国家の暴力が露呈する現場を歩き、忘れられた歴史を掘り起こす。

  序章      歴史学における地域
  第1章    神奈川の水平社運動
  第2章    別府・的ケ浜との出会い
  第3章    奄美のハンセン病問題
      奄美和光園の設立
      ある女性原告の証言
      アメリカ軍統治下の苛酷
      小笠原登が生きた学問
  第4章    熊本・本妙寺からの出発
  第5章    「滅び行くアイヌ」像の復活
      「滅び行く民族」
      国家の発展と衛生政策
     差別の論理と学問の自由
  第6章    「紀元二六〇〇年」の記憶
  第7章    沖縄の買売春
      沖縄との出会い
      真栄原と吉原
      戦後沖縄の「特殊事情」
      基地売春から観光売春へ
  第8章    「村興し」と「トルコ風呂」
      過疎の村の「歓楽街」
      富山県の狼狽
      地域振興と自治体の現実
  第9章    隠された横浜の戦後史
      不思議なガード下
      ガード下の「浄化」
      消えた女性たち
  第10章  ソロクト、楽生院、そしてミクロネシア
  第11章  「裏日本」の農村
  第12章  差別の連鎖を断て


藤野豊[フジノユタカ]
1952年神奈川県生まれ。現在、富山県を拠点に日本近現代史研究に従事。ハンセン病市民学会事務局長、ハンセン病問題ふるさとネットワーク富山代表、部落解放にとりくむ富山県連絡会議幹事

メモ:


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書名:
戦争が遺したもの
鶴見俊輔に戦後世代が聞く
No.510008
NDC289.1
著者・出版社:
鶴見俊輔・上野千鶴子・小熊英二/新曜社
初版2004/03/10
\2,800
内容:
アメリカでの投獄、戦時下の捕虜虐殺と慰安所運営、60年安保とベトナム反戦、丸山真男や吉本隆明との交流…。戦争から戦後を生き抜いた知識人が、戦後60年を前にすべてを語る。

  まえがき   小熊英二

  一日目
   原点としての生立ち
        近代日本の「一番病」
        厳格な母のもとで    ほか
   ジャワでの捕虜殺害
        捕虜の虐殺    ほか
   「従軍慰安婦」の問題雑談1 一日目夜

  二日目
  八月十五日の経験
       負ける側で死ぬ医師
        特攻隊への感情
        ジャワからの生還    ほか
  占領改革と憲法
        憲法全文と象徴天皇
        第9条について
        知識人の責任    ほか
  『思想の科学』の創刊
        戦争体験から生まれた多元主義
        異種交流だった同人たち
        雑誌名の由来
  丸山眞男と竹内好
        ナショナリズムとパトリオティズム
        ステイと・ヴァーサス・セックス    ほか
  五〇年代の葛藤
        『思想の科学』の五〇年
        朝鮮戦争とアメリカ
        桑原武夫と鬱病体験
        人間の輪郭と性    ほか
  戦争責任と「転向」研究
        追放解除と「転向」研究
        戦争責任の問題
  雑談2 二日目夜 

 三日目
  六〇年安保
        「声なき声」とテレビの効果
        樺美智子が死んだ日    ほか
  藤田省三の査問と女性史の評価
        国民的歴史学運動と女性史
        谷川雁と「サークル」の女性たち
        リブの評価をめぐって    ほか
  吉本隆明という人
        全共闘と吉本
        「一刻者」の評価
  アジアの問題と鶴見良行
        韓国との関係と金芝河
        鶴見良行という人    ほか
  全共闘・三島由起夫・連合赤軍
        三島由紀夫と死者への評価
        連合赤軍と「がきデカ民主主義」    ほか
  ベ平連と脱走兵援助
        小田実との出会い
        べ平連の組織運営
        疲労と仁義    ほか

  雑談3 三日目

  あとがき    上野千鶴子


◆鶴見俊輔氏がすべてを語る!
『〈民主〉と〈愛国〉』で読書界の話題をさらった小熊氏が、今回はあの上野千鶴子氏をさそって、戦後思想界の大御所・鶴見俊輔氏に、戦争体験を軸に戦中から戦後にかけての経験をお聞きします。戦時中の捕虜虐殺、慰安婦問題、戦後の『思想の科学』時代、「転向」研究、安保闘争、ベ平連と脱走兵援助、など、これまで聞き手が遠慮してきたようなこともすべてお聞きしています。また、鶴見氏も「今回はすべて話します」と言って、洗いざらい答えられています。鶴見ファンにとっては、はじめてお聞きするようなことがゴロゴロ出てきて、たまらない本になるでしょう。上野ファン、小熊ファンにとっても、それれの鋭い切り込みによる鶴見氏の赤裸々な「告白」をとおして戦後思想史の隠されていた部分が次々に明かされるスリルと、丁々発止の対談の魅力を味わうことができるでしょう。


鶴見俊輔[ツルミシュンスケ]
1922年、東京生まれ。哲学者。15歳で渡米、ハーヴァード大学でプラグマティズムを学ぶ。アナキスト容疑で逮捕されたが、留置場で論文を書き上げ、卒業。交換船で帰国し、海軍ジャカルタ在勤武官府に軍属として勤務。戦後、丸山真男などと『思想の科学』を創刊。アメリカ哲学の紹介や大衆文化研究などのサークル活動を行なう。京都大学、東京工業大学、同志社大学で教鞭をとる。60年、安保改定に反対し、市民グループ「声なき声の会」に参加。65年、べ平連に参加し、アメリカの脱走兵を支援する運動に加わる。70年、警官隊導入に反対して同志社大学教授を辞任。主な著書に『戦時期日本の精神史』(岩波書店、大仏次郎賞)、『夢野久作』(リブロポート、日本推理作家協会賞)など。1995年度朝日賞受賞。

上野千鶴子[ウエノチズコ]
1948年、富山県生まれ。京都大学大学院社会学博士課程修了。平安女学院短期大学助教授、京都精華大学助教授などを経て、現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は女性学、ジェンダー研究で、この分野の指導的理論家の一人。主な著書に『近代家族の成立と終焉』(岩波書店、サントリー学芸賞)など。

小熊英二[オグマエイジ]
1962年、東京生まれ。1987年東京大学農学部卒業。出版社勤務を経て、98年東京大学教養学部総合文化研究科国際社会科学専攻大学院博士課程修了。現在、慶応義塾大学総合政策学部助教授。主な著書に『単一民族神話の起源』(新曜社、サントリー学芸賞)、『"民主"と"愛国"』(新曜社、日本社会学会奨励賞、毎日出版文化賞、大仏次郎論壇賞)など

メモ:
小熊英二 「まえがき」より
しかし「戦後」を相対化するためには、「戦争が遺したもの」と向きあい、「戦後」を理解するべく努めることしかないであろう。いまだに「戦後世代」でしかありえない私たちは、いまだに「戦後」でしかありえない時代を生きてゆくなかで、そうした努力に迫られざるをえない。そうした意味で、鶴見氏の戦争体験と戦後体験をお聞きすることは意義を持つ……

◆上野千鶴子 「あとがき」より
歴史は、それから学ぼうとする者にしか姿をあらわさない。歴史という道しるべのない道を、わたしたちの前に立って歩んできた鶴見さんという知性から、学ぶことは多い。わたしたちはいささか性急に、そしてあまりに無遠慮に、かれがこれまで多く語ってこなかったことを引き出したかもしれない。それというのも、鶴見さんがわたしたちに示した寛大さと信頼のしるしであり、それを受け取ったものには責任が生まれる。願わくばその責任を、読者のあなたにも分かちあってもらいたい。そう願って本書を読者の手元へと送り出したい。

ISBN:4788508877

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書名:
世界がもし100人の村だったら 2
STATE OF THE VILLAGE REPORT
No.B510007
NDC304.000
著者・出版社:
池田香代子・マガジンハウス【編】/マガジンハウス
初版2002/06/13
\1143
内容:
「100人の村」の数字の背景がさらに明らかに!世界の現実を最新統計で再現して、わたし・たちの未来を考える。

  村の現状報告
  「100人の村」白書世界人口
  性別
  年齢
  性愛
      ほか

  「100人の村」から新しい世界へ
  平和について(池沢夏樹)
  経済発展の時代は終わった踊りましょう!(C.ダグラス・ラミス)
  グローバリゼーションは「村」の自立を助けるか(大野健一)
  現実の「100人の村」で医療援助活動をして(黒崎伸子)

メモ:


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書名:
世界がもし100人の村だったら
No.B510006
NDC304.000
著者・出版社:
池田香代子・チャ−ルズ・ダグラス・ラミス/マガジンハウス
初版2001/12
\879
内容:
世界中を感動で包んだインターネットの民話。世界を100人に縮めると、まったく違うあなたが見えてくる。朝日新聞の「天声人語」でも取り上げられてあの話題のEメールが、すっかり生まれ変わって素敵な絵本になった。あなたもこの村に生きている。

  昔の人は言いました
  巡り往くもの、
  また巡り還える、と

  だからあなたは、
  深ぶかと歌って下さい
  のびやかに踊ってください
  心をこめて生きてください
  たとえあなたが、傷ついていても
  傷ついたことなどないかのように
  愛してください

  まずあなたが
  愛してください
  あなた自身と、人が
  この村に生きてある
  ということを



メモ:

 

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書名:
岩波ブックレット
女たちは核兵器をゆるさない
〈資料〉平和のための婦人の歩み
No.B510001
NDC319.800
著者・出版社:
関屋綾子/岩波書店
初版1982/06
\407
内容:
生命を生み,育て,守る母として,キリスト者として,平和運動を続けてきた著者は,平和の道に光はある,と訴える.学習,行動の手引きとして,単独講和反対から現在までの婦人の歩みを編集。





メモ:

 

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書名:
岩波ブックレット〈NO.282〉
戦時下の女たち
日本・ドイツ・イギリス
No.B510002
NDC
著者・出版社:
早川紀代/岩波書店
初版1993/01/20
\357
内容:
  疎開
  セクシュアリティ
  労働動員・食糧問題
  婦人団体


メモ:

 

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書名:
岩波ブックレット〈NO.303〉
浄土真宗の戦争責任
No.B510004
NDC188.700
著者・出版社:
菱木政晴/岩波書店
初版1993/07/20
\407
内容:

  浄土真宗の戦争責任告白
  靖国信仰と浄土真宗
  国家神道
  浄土真宗のなかの国家神道
  侵略戦争と浄土真宗
  戦争責任の自己批判


メモ:

 

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書名:
アムネスティ人権報告〈1〉
現代世界の人権
No.B510005
NDC316.100
著者・出版社:
アムネスティ・インターナショナル日本支部【編】/明石書店
初版1992/11/30
\2,100
内容:
アムネスティ用語の基礎知識

 1 アムネスティへのメッセージ
 2 裁かれざる国家、裁かれざる人権侵害
 3 ’91世界の人権
 4 ’91年フォーカス
 5 発信型の人権運動をめざして―アムネスティ日本支部活動報告
 6 資料




メモ:

 

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