紹介図書の目録 | |
|
|
B143 文学・芸術・スポーツの目次にもどる | 分類表に戻る |
図書紹介 留意事項 |
書名: ある女人像 近代女流歌人伝 |
No.B143092 NDC 911.162 |
著者・出版社: 吉屋信子/新潮社 |
初版1965/12/20 ¥490 |
内容: 富田林の旧家 岩上露子 若狭の登美子 山川登美子 時は償う 原阿佐緒、石原純 梅白し 茅野雅子 三ヶ島葭子の一生 三ヶ島葭子 淡路島の歌碑 川端千枝 彼女の勲章 藤蔭静枝 浅間は燃ゆる 杉浦翠子 ある女人像 今井邦子 |
|
メモ: |
書名: モダニズムと〈戦後女性詩〉の展開 |
No.B143091 NDC 911.5 |
著者・出版社: 水田宗子/思潮社 |
初版2012/01/20 ¥2,625 |
内容: 「わたし語り」から自己表象へ、近代から現代にいたるまで女性詩人たちが辿ってきた、ジェンダーの外部への、孤独で果敢な旅路―。“「わたし」という個体”をキータームに、左川ちか、石垣りん、茨木のり子をはじめ、吉原幸子、高良留美子、白石かずこらの作品を丹念に読み解く、渾身の評論エッセイ。 序 帰路半ば―「わたし語り」から自己表象へ 終わりへの感性―左川ちかの存 「わたし」という個体―茨木のり子における表現主体の形成 「表札」をかけた崖の上の家―石垣りんの詩 家と都会の彼方―吟遊詩人、白石かずこの変 共犯者への渇望からジェンダーの外部へ―吉原幸子の詩 個と全体のつながりを求めて―高良留美子の詩と思想の展開 水田宗子[ミズタノリコ] 学校法人城西大学理事長。詩人。東京女子大学文理学部英文学科卒業、東京都立大学大学院から米国イェール大学大学院。同大学院で博士号取得 |
|
メモ: |
書名: ひたくれなゐに生きて |
No.B143083 NDC 911.162 |
著者・出版社: 斎藤史/河出書房新社 |
初版1998/03/25 ¥1,470 |
内容: 明治・大正・昭和・平成―四つの時代を生き抜いた女性歌人が詠い上げる八十八年の生命の精華!二・二六事件で反乱軍幇助罪に問われた将軍を父に持ち銃殺刑に処された青年将校を幼馴染みに持つ女性歌人は波瀾の人生を渾身に生き、奥行き深き歌々を詠い続ける。 花は艶かもしれないけれど(俵万智) 八十年生きればそりやぁ(佐伯裕子) 人間の色を濃くしてきた現代短歌(道浦母都子) |
|
メモ: |
書名: 文春文庫 あなたと読む恋の歌百首 |
No.B143081 NDC 911.16 |
著者・出版社: 俵万智/文藝春秋 |
初版2005/12/10 ¥530 |
内容: 満ち足りた幸せいっぱいの恋があれば、心が張り裂けそうな辛い恋もある。百人の歌人がうたった百首の恋の歌に俵万智流の解釈と鑑賞が添えられた、ユニークな短歌鑑賞かつ恋愛手引きの書。何度も読み返したくなる宝石箱のような一冊。 全存在として抱かれいたるあかときのわれを天上の花を思わむ (道浦母都子) きみが歌うクロッカスの歌も新しき家具の一つに数えむとする (寺山修司) 赦せよと請うことなかれ赦すとはひまわりの花の枯れるさびしさ (松実啓子) 春芽ふく樹林の枝々くぐりゆきわれは愛する言ひ訳をせず (中城ふみ子) いつかふたりになるためのひとりやがてひとりになるためのふたり (浅井和代) 氷河期より四国一花は残るといふほのかなり君がふるさとの白 (米川千嘉子) 指からめあふとき風の谿は見ゆひざのちからを抜いてごらんよ (大辻隆弘) 美しき誤算のひとつわれのみが昂ぶりて逢い重ねしことも (岸上大作) 良寛が字に似る雨と見てあればよさのひろしと云ふ仮名も書く (与謝野晶子) われらかつて魚なりし頃かたらひし藻の蔭に似るゆふぐれ来たる (水原紫苑) 〔ほか〕 俵万智[タワラマチ] 1962年(昭和37年)、大阪府生まれ。85年、早稲田大学第一文学部卒業。86年、「八月の朝」で第32回角川短歌賞受賞。87年、歌集『サラダ記念日』を刊行し、同書で第32回現代歌人協会賞を受賞。以後、エッセイ、評論、紀行など幅広い執筆活動を行ない、96年より読売歌壇の選者を務める。2004年、『愛する源氏物語』で第14回紫式部文学賞受賞。 |
|
メモ: |
書名: 誌の森文庫 女性詩史再考 「女性詩」から「女性性の詩」へ |
No.B143053 NDC 911.52 |
著者・出版社: 新井豊美/思潮社 |
初版2007-02-28 \1,029 |
内容: 「女性詩の時代」と呼ばれた80年代初頭から20年余を経て、「女性詩」という言葉そのものの枠組みが解体され、質的変化を遂げつつある。…そこにあらたに開かれてゆく性差を超えた世界のひろがりを予感する。 出発―与謝野晶子 新体詩と『みだれ髪』 『みだれ髪』の美学 祝祭と日常の裂け目 口語詩の時代へ―米澤順子 大正期―高群逸枝と深尾須磨子 昭和初期―左川ちか モダニズム詩と女性たち アナーキーな感性―林芙美子 詩とエロス―森三千代 自我の桎梏―永瀬清子 「女」というパラダイムの変容―戦後女性詩の四十年 生成する空白―脱「女性詩」への九〇年代 内包された都市 若い「女性詩」の現在―多様性の中の分岐点 批評の文体について 詩を躍動させる言葉 「女性詩」、この記念碑的名称へのオマージュ 展望―一九八〇年代までのまとめとして 不透明さの中の多様性―一九九〇年代以降の詩人たち 新井豊美[アライトヨミ] 1935年広島県尾道市生まれ。知性に裏打ちされた感受性で現実を重層的なひろがりのある詩的時間に昇華させる |
|
メモ: |
書名: 歌集 花と悲しみ 魂の軌跡 |
No.B143048 NDC 911.168 |
著者/出版社: 宮田美乃里/沖積舎 |
初版2002/04/30 \1500 |
内容:
はじめに より抜粋 短歌にしてもフラメンコにしても「目に見えない魂のようなものに形を与えたい」と いう思いが、私の表現の根底にいつもありました。せめて、私の短歌が、 心に悲しみを秘めている人々の慰めになれば、と願っております。 「花と悲しみ」より 作品抜粋 スミレにはスミレの美学あるならば誰も私を規定できない 悲しいと鉢花を買う癖がある「一緒に生きよう」と声をかけつつ 花びらを浮かべしバスに痩せてゆく我が身沈めてオフェーリアとなる 床の中「今夜死ぬかもしれない」と思える晩は虫の音(ね)やさし 美しき三十路(みそじ) 鏡をのぞきたる我が瞳(め)に映る魂の軌跡(あと) 「秋の静寂に」より 作品抜粋 序にかえて 悲しみに詠める心を捧げます汝(なれ)のいだきし哀しみがため ――もし、あなたが私と同じような痛みを心のどこかに宿しておられるなら―― われはなぜ生きるやそれを知らぬまま今はひとえに死を想ひたり 使い捨てカイロの冷えてゆくさまに愛惜おぼゆ捨てきれぬなり 吾がために祈りてくれる人ありて素直になれぬこころわびしき われ病みて見つめし母のもの云はぬ瞳の奥にせつなさを聴く 今日われはまだ生きている、掌に冬の朝日のかがやいており 感情もこころも永遠(とわ)に死にゆけり朱き血こぼる白き手首に 解説に代えて 書くことと孤独 なだ いなだ あとがき 宮田美乃里[ミヤタミノリ] 1970年11月23日、静岡市生まれ。大学では心理学を専攻する。在学中および卒業後、フラメンコ・ダンサーとしてイベント等に参加。フラメンコ・ダンス講師となるが、病気により現在は休職中。 |
|
メモ: 乳がん 宮田美乃里さんの「毎日新聞 Mainichi Women INTERACTIVE カモミール」に綴られた病歴や死に対する思いとそれに対する読者の思いを収めた宮田美乃里の特別室はこちらです。 |
書名: 扉を開く女たち ジェンダ−からみた短歌史1945〜1953 |
No.B143036 |
著者・出版社: 阿木津英・内野光子・小林とし子/砂子屋書房 |
NDC911.160 |
内容: 序 阿久津英 女性たちの敗戦前後 内野光子 1 はじめに 敗戦は女性歌人に何をもたらしたか 2 敗戦前後に活躍した女性歌人たち 短歌雑誌を中心に 活躍の実態を知るために どこでどのように歌いつづけたか 3 女性歌人たちはマス・メディアにおいてどのように位置づけられたか 敗戦前の女性雑誌の短歌欄を中心に 『主婦の友』短歌欄の変遷 『婦人の友』短下欄の場合 ほか 4 結びにかえて 法制度変革下に動いた女性の歌の意欲 阿久津英 1 はじめに 2 女性短歌会成立以前 短歌ジャーナリズムの女性新人待望 法制度改革と女性の歌 家制度廃止と男性の歌 3 「母」と「主婦」 戦後の女性の歌の限界 女人短歌会 阿久津英 1 発足前後 2 <力>の発生と行使 組織体として 3 女性短歌会が提起したもの 歌の選評にも性差が反映する 「人間性」か「女性の特質」か 戦後の女子短歌における<知>の位相 知的劣等意識の克服 小林とし子 1 教育制度と女性の意識変化 2 女性歌人たちの知識欲 3 葛原妙子の知識欲と<女であること>との葛藤 4 終りに 女性短歌はいかに批評されて来たか 小林とし子 1 批評語をめぐる分析 巧拙に関する批評語 「幼稚」「未熟」「稚拙」など 表現全般に対する批評語 「感情的」「甘い」など 女であることに対する批評語 「女性らしさ」「主婦の匂い」「ヒステリイ」など 2 表現以前の<女であること> 年表ほか |
メモ: |
書名: 集英社新書 疾走する女性歌人 現代短歌の新しい流れ |
No.B143009 |
著者・出版社: 篠弘/集英社 |
NDC911.162 |
内容: 20世紀は短歌が日本文化内で「再誕」した時代であった。特に盛況を迎えた60年代から80年代前半において、その契機となったのは、ジャンルを超えて活躍しはじめた女性たちの力であった。万葉以来の伝統を誇る短歌の世界に、彼女たちが及ぼした影響はなんであっただろうか。みずからの身体で感受した美意識が、重い社会のくびきから何を解放したのだろう。本書は現代短歌に挑戦しつづけた女性歌人たちの作品を、通史として歴史のダイナミズムのなかで俯瞰する、初めての試みである。30人に上る女性歌人たちの作品が奏でる調べは、哀しく愛しく美しく読者の胸に共鳴する。 第1章 あの『サラダ記念日』が、賛否相半ばした歌壇 第2章 現代の起点となった『乳房喪失』 第3章 「女人短歌」が果たした、魔性の役割 第4章 男性歌人との真正面からの対立 第5章 戦後世代の新人女流が競合 第6章 前衛短歌からの方法を摂取 第7章 1970年代における新人の野心作 第8章 女歌の時代とフェミニズム メモ: |